フロアコーティング施工時、
施工後、経年後におけます
お客様のご指摘要因につきまして。
まずは、施工時。
お伺い時を見てみます。
よくあるパターンが勝手な行動。
勝手なと言うより、身勝手な行動です。
お客様邸の駐車場に勝手に駐車してしまうこと。
当たり前ですが、当社では厳禁です。
もう、仕事以前の問題。
お客様がすすめてくださった時にのみ、状況をみて、
お借りさせていただきます。
しかし、基本的には近隣コインパーキングが原則なのです。
作業時に大切にしていること。
とにかく目線を落とすこと。
膝をついて、しっかりと手作業で、
床材一枚一枚を下処理していくこと。
さらに現場環境の管理の徹底も森のしずくでは
徹底して実施しております。
湿度や温度はフロアコーティング施工時に
とても重要です。
ここを度外視した会社が多いのですが、
施工不良の要因として、クレーム率を高めて
しまいます。
そこで問題となるのが、
湿度や温度管理を適切に実施できる技術と
施工スタッフの技量の有無があげられます。
最近急に寒くなりましたが、
フロアコーティング剤は暑い夏と、秋、冬、春とで
同じで良いのか。
良いワケありません。
当社が自社施工にこだわる理由のひとつであり、
ここを理解していないと、
とても残念な結果に施工後、
経年後に見舞われてしまうのです。
それは悲惨なことです。
どんなに細部でも手を抜くことは命取り。
階段部こそ、狭小部のため、隅々まで、
徹底的な下処理が求められますが、
ここを省く会社が非常に多い。
施工後の不具合を階段の材質によるところとの
苦しい説明がされてしまうことがとても多いのです。
フローリングではないので・・・〇△▢。
もちろん言い訳です。だったら実施しては
いけません。
下処理を蔑にすることなく、徹底的に進めて行くと、
思わぬ不具合を発見することも多くあります。
上図はシートフローリングにシワが入っている状態です。
こちらは、内覧会後、お引渡し後にもかかわらず、
床材がこんなにも欠損しております。
こちらも引渡し時からの傷です。
このような傷を発見した場合、
直ちにお客様へご連絡。
そして、当社で確かな補修を実施して施工を
させていただきます。
このような傷をそのまま施工する会社が
ほとんどですが、
そんなこと、ありえませんね。
施工後、経年後の不良について。
近年の床材の約7割がシート式フローリングです。
その中でも、遮音性の高いフローリングの場合、
めちゃくちゃしなります。
柔軟性が非常に高いのです。
人が歩くと遠目でフローリングが沈む床のことです。
そこで問題が・・・。
フロアコーティング剤は
基本的に塗材メーカーが製造しています。
私どものようなコーティング会社などで
製造できる代物では無いのですね。
なのに、
さも自社工場があるかの
会社もあったり・・・。
まぁそれは愛嬌として。
メーカーは新しい床材を常に研究をし、
当然に床材の伸縮や柔軟性に呼応する
コーティング剤を新商品として
業者へ提供しております。
しかし実際に最新版の
コーティング剤を使用している会社は
一握りである事実。
新商品はやはりコストがかかるのです。
その意味で、安いフロアコーティングは
リスクしかないのです。
廉価版、安いフロアコーティングは
経年後割れます。
絶対に割れます。
早ければ、数か月でその脆さは露呈します。
どこに重きを置くか・・・。
品質・技術か。
価格か。
優れた性能か。
見ためか。
見ためは一体いつまで続くか。
劣化スピードをしっかりと把握されているか。
施工時はどこのフロアコーティングも
キレイであることは当たり前なのだ。
はじめにいくら綺麗でも、
必ず訪れる残念な状態・・・。
必ずやってくる事実。
保証はあるか。
一体何を保証してくれると言っているのか。
そこに蓋をして、やってしまって良いのか。
いっそフロアコーティングなんか
やらないでおくとの選択肢はないのか。
フロアコーティングで何もしなくても
30年キレイを持続するコーティングなんか
無いという事実。
なのになぜ30年保証を出しているのか。
その根拠と実績に信憑性はあるか。
フロアコーティングには限界がある。
だから、保証を充実させて
カバーする必要があるのです。
しかし、保証内で補修やリコートを
本当にやってくれる会社はあるだろうか。
もっともっと前のめりに
なって、聞いて疑問を解決しなくては・・・。
そもそもコーティング以前に、
会社は本当にしっかりとした運営がされているか。
再コートってどうやってやるのだろうか。
もう生活が始まっている中、
暮らしの中でどうやってフロアコーティング後の
再施工や補修は行われるのか。
本当に技術があるのか。
そのために研究とか、
テストをしっかりと実施しているのか。
床材だって、恐ろしいほどの種類がある中で、
どんなフローリングにもできるのか。
実施して問題はないのだろうか。
失敗をしたことがある会社か。
失敗や怖さをちゃんと熟知している会社だろうか。
そんな疑問をひとつひとつクリアした上で、
はじめてホンモノと出会うことができる。
フロアコーティングとは残念ながら、
そんな世界です。
ゆはかのこ森のしずく代表