「 フロアコーティング剥がれ 」は、
このところ、検索ワードでも
挙がってくるほど多い、
フロアコーティング施工後の問題点です。
業界全般として、
この剥がれは、相当数生じているのです。
剥がれが生じたことが無い
施工会社は皆無ではないでしょうか。
当然、当社におきましても、
剥がれが生じてしまったことがございます。
では、フロアコーティングを実施した後に
フロアコーティング塗膜が剥がれてしまうのは、
何故でしょうか?
上の画像赤丸部分中央が、塗膜が剥がれた状態です。
このような剥がれが生じる理由は、
フロアコーティング剤が、
フローリング表面に密着ができていないために起こります。
剥がれが怖いのは、
初期段階ではなかなか気が付かない点にあります。
そのため、いざ剥がれた段階で、
施工会社へ指摘をしますと、
生活をしている中で「 生じた剥がれなので~ 」なんて
言われてしまうことも、あるようです。
ただ、言えるのは、
「 剥がれは施工不良・密着不良です。 」
施工時に遡及して改善、回復作業を求められる、
施工会社の瑕疵に該当します。
その一方で、
フロアコーティングの剥がれは、
施工会社におきまして、施工段階での予見が
極めて難しいとの問題もあります。
もともと密着不良を起こし易いフローリングの場合は、
データーとして保有されていれば回避できますが、
環境、温度やとりわけ湿度も
起因材料となってしまうため、
予見と回避には、一定の難しさがあるのも事実です。
大切なことは、施工会社が、
密着不良をいかに回避する対応、策を講じているか。
この点は、施工会社に当然に求められるところです。
また、万が一剥がれが生じた場合に、
どのような対応を実施するか。
施工時に遡った改善作業となりますため、
費用は発生しないことが通常かと・・・。
剥がれに対する森のしずくの対策。
①剥がれやすいフローリングへの
無理な施工は実施しない。
②施工前に密着テストを実施する。
③密着性に富むコーティング剤
(粒子が細かく、しっかりと平滑面も
形成できる液剤)を使用する。
④ナノグラス目止め下地(プライマー)を
必ず使用する。
上記①~④の工程は、
一般的なフロアコーティングに比べ、
1工程多い、専用プライマーでの下地形成が
必要となりますが、
フローリングの不要な吸込みを抑え、
最終コーティング時に、
抜群の密着と、美しい平滑面を形成できます。
このように、
当社に限らず、独自の方法を採用されて
いる会社様も近年徐々に増えております。
しかし、まだほんの一握りでありますため、
現況、フロアコーティングの剥がれは、
問題となっております。
少しでも、早い対策が求められております。
また、フロアコーティング施工後の剥がれで
お困りの会社様がおられましたら、
当社におきましても、
あらゆる回復ノウハウがございますので、
お気軽にご相談いただけましたら ~ ♪
同業にあり、一緒に業界が良くなれば
こんなハッピーはありません。
森のしずく代表