先日のことです。
「 宝 」 + 「 登山 」と書いて
「宝登山ほとざん」と言う山に行ってきました。
これは、保育園年長の双子の娘を今夏
富士山に登頂させるためのトレーニング。
富士山の標高に比べて、今回挑む山、
宝登山の標高は何と497メートル・・・。
富士山を考えると楽勝でなくてはいけません。
大人のレベル指標は
一般レベルです。
レッドアロー号に乗って西武秩父駅へ。
妻と双子と私の4人です。
上の子3人は学校!
西武秩父駅から徒歩2分ほどで、
御花畑駅到着。
SLも走るらしい。レトロな駅。
メルヘンな名前の駅です。
双子を盛り上げ、気分も絶好調。
目指すは「 長瀞駅 」です。
電車内でうとうとしていると、
「 お父さん下りるよ! 」
妻に引っ張られて下りた駅は・・・。
取りあえず、一枚撮るからそこに並んで・・・。
全然聞いてない。
「 お父さん行くよっ! 」
どこに行くのかと歩くこと3分。
妻:「 ここ来たかったんだ。 」はしゃぐ双子。
双子がイチゴの何とかで、
妻がきな粉の何とかで、
俺は抹茶の何とかを注文。
待つこと、3分。巨大なかき氷が登場。
なんじゃこれっ。
スプーンで触ってびっくり、ぼよーんとスプーンが弾かれる
不思議な感触。
まるで綿菓子のような感じです。
なかにあんこが入っていて、自家製のシロップが
とにかく美味い。何でこんな美味しい店他もやらないんだ。
できないのか?
双子もぺろりと食べてしまう、初体験の美味しさ。
こちらの阿左美冷蔵さんは、テレビでも有名で、
休みの日には3時間待ちが当たり前とか。
甘いものは、特に好きではないのですが、
これは本当に美味しい。今まで食べてきた
かき氷とはまるで違います。
食べていて、体が冷えない、口が冷たくなりません。
頭や目と鼻の間が痛くなりません。
「 待ち時間ゼロで食べられるってすごいんだよ! 」
スマホで観た情報を双子に話して、
さらにテンションを上げます。
いよいよ、宝登山開始。
一つ手前の駅で下車したので、
一駅分も歩くことにしました。
国道をひたすら歩きます。
双子の山ガールファッションは暑さで既に崩壊。
この日の気温28度・・・。
歩く、歩く。
まだ気分はルンルンです。
国道沿いに巨大草鞋発見。
看板を見ようとするも見えず・・・。
歩くこと、15分ようやく宝登山の標識発見。
国道を直角に左に曲がり、宝登山を目指します。
長瀞の川下り(荒川上流下り)の舟がトラックに・・・。
私:「 舟だとお舟っ。 」
以前住んでいたことがある、
京都の保津川下りで良く観た景色のため、
双子ノーリアクション。
さらに歩くこと10分ようやく、宝登山登山口に到着。
双子は登山靴が重いと言い出し、
持参していたサンダルシューズに履き替える。
小さい子供の場合、登山靴は逆に負担となることがあるので、
普段履きなれた靴も一応持参するのがベストです。
いよいよう、本格的に山に入りました。
画像ではわかりにくいですが、
結構急な登り坂。
だいぶバテてきた様子の双子+妻。
こう、きついこと大好きな私にはたまりません。
頑張れっ!!
丁度中間地点で一休み。
恒例の「 お父さんあと何分? 」
「 あと何分で着くの?」
どこに行っても言われるフレーズ。
私の場合、これまで5人の子供に言われ続けているため、
どれだけ聞かされたか。
いつしかその問いには、
軽くスルーする術を会得したようです。
今回もスルーをして
「 よしっ頑張れ!行くぞ!登るぞ! 」
山頂近くに不思議な木が生えていました。
まるで大蛇のようです。
私:「 すごいね!自然ってすごいね! 」・・・・。
双子には反応する気力がありません。完全に無視。
山頂へ向かう途中に奥秩父連山の案内板が。
「 なるほど、向こうに見える
山は1000メートルから
2000メートルを超える高さかぁ。
富士山はもっと高いんだ。 頑張ろう。 」
ようやく登頂。上長瀞駅から4時間も掛かってしまいました。
標高497メートル。
いや、標高はほんとに
これで山かよって気がしてしまいますが、
とりあえず高尾山よりはきつい山です。
山頂の神社でお参りをして、少し下の
ロープウェイ駅付近で昼食。
普段保育園で給食の双子はお母さんの弁当に大喜び。
さっきまでの疲れは何処へ。
望遠鏡で街が見える。。。
・・・。
望遠鏡前の実際の景色はこちらです。↑ 街は見えないはず。
さて、そろそろ下山しよう。
下山しようとした時に横を見たらこの通り。↑
確かに角度を変えると街が見えました。
来た道を今度はひたすら下ります。
これがまた、登りが嘘のようなスピードであっと言う間に
下山終了。
目指すは長瀞駅。
下山開始から約1時間30分で長瀞駅に到着。
こちらもレトロな雰囲気の駅舎。
スイカやパスモは当然のように使えません。
切符を買ってホームへ。
向かいのホームへは、線路を渡ります。
待ち時間15分ほどで、1時間に一本の電車に乗車。
上の子達へお土産を購入。
お土産は「 うどん 」。
これが、またとても美味しいうどんなのです。
秩父に言ったらまた絶対にこのうどんを購入します。
おすすめします。
ゆで時間10分です。
そして家に着いたのが、19時を少し回っていたため、
双子は即入眠。
本日のお土産話しをしたいが、上の子3人には
軽くかわされて・・・。
結局妻と二人で、次はどこの山に行こうか?
かき氷屋さんの阿左美冷蔵の穴場の日を調べたり、
大人だけで盛り上がっている状態。
そうだ、今日スマホで歩数を測っていたんだよ。
「 16キロも歩いたのかなぁ。
この距離双子に歩かせるって・・・。
鬼だなワテラ。(笑) 」
「 なのに、消費カロリーたったの138キロだって(笑) 」
誠に、変な夫婦です。
富士山登頂への道のりは険しそうです・・・。