フロアコーティング森のしずく 会長の日記

フロアコーティング森のしずく会長のブログです。

完全社内向け記事

森のしずく社内向け記事です。

f:id:morinosizukuceo:20140912131707j:plain

当社は全社員が基本的に職人施工者で

あることを基調として参りました。

森のしずくにおきましては、

そのような歩みが自然であり、

必要であったからです。

しかしその反面で、社員の皆には多くを

求めてしまうところがあり、

私の独善的で、一方的な考えが

十分に含みをきかせていたように

今、感じております。

 

その一方で、個々の社員に

仕事の質と改善に

不断の努力を感じるかと言えば、

はっきり言って感じないのが、

正直なところです。

 

当社は来期におきまして、

大きな目標を掲げます。

 

その目標を達成できるか、

それらは誰よりも社長である私に

掛かっているのは言うまでもありません。

 

しかし、社員におかれましても

これまでと同様のスタンス、

仕事の進度で

あるならば、目標はおろか、

お客様に対しますサービスが

低下することは必至です。

 

当社は大きな理想を掲げて、

およそ不可能だとされてきた

業界の常識を超えることひとつの

目標として歩んで参りました。

 

そのひとつが、無償保証の実践。

それは、

言うは易く行うは難しであり、

並大抵のことではありません。

 

しかし、当社は如何に商品を売るかよりも、

如何にお客様に森のしずくの考え方に共感を

いただくことができるかをとても大切に

して来たつもりです。

 

一定の地位が築けている。

仕事がある。

忙しい。

疲れる。

当然です。

 

なぜならば、森のしずくは

施工が終了ではなく、

施工がお客様とのお付き合いの

始まりと考えるからです。

 

仕事に追われることで、

自分を見失い、不満に終始することが

あるならば、当然会社にとって

大きな損失へと直結します。

 

私は経営者としての思いと、

皆と同じく施工者としての思いを

両方持ち、考えるところも多くあります。

 

私は常々何かしら問題や

身に余る事象に対峙した時、

最初はやはり大きく悩みますし、

その場から逃げたくなったり、

極端な話し、もう消えてしまいたい。

そんなことを思うほど追い詰められる

ことも多くありました。

しかし、それは大小を問わず、

多くの経営者に言えることのはずです。

 

そのような時は、シンプルに

自分の身を削るほかにないのです。

 

人は自己の思い通りに事が運ばない時、

または窮地に陥った時にこそ、

その人の真価が問われるのです。

 

自己評価と他人からの評価とのギャップや、

自己実現の目標からの乖離が生じた時、

腐ってしまう人がいます。

 

しかし、本来評価とは他人から見たもので

あるべきところ、自分都合の評価のみを

並べることをしてしまう・・・。

だから評価をされないのです。

 

ボトムな状態で如何に謙虚さを持てるか。

そのような人こそが人のため、世のために貢献して

いける人だと思います。

 

会社は人に貢献することで、対価をいただく

以上、他者の評価に謙虚さを持って改善に

努めることができる人が強き人として評価します。

 

当社はひとりひとりの社員を大切に

考えて歩みます。

 

会社から大切にされているかを、安直に

給与での評価と考える人が多くありますが、

給与はひとつ現時点での評価でしかありません。

 

与えられる仕事が評価の軸となり、

与えられた仕事を確実に効率よくこなし、

貢献度を高められる時に、

最大限ひとつの評価である給与に反映される。

 

多くの社員は認識の順序が逆なのです。

 

はっきり言って甘いのひとこと。

 

さらに言えば、

憂鬱でなくては仕事ではないのです。

 

下足番を命じられたら、

日本一の下足番になってみろ。

そうしたら誰も君を下足番にしておかぬ。

 

また、建設的な意見は大歓迎ですが、

言い訳ともとれる、指摘に対する

自己肯定は二度と御免です。

以前に仕事のスピードを上げるように

社員に求めたことがあります。

施工のスピードではありません。

内勤時の業務のスピードです。

これは情報処理能力も多分に求められる

のですが、他の会社においてはきっと

もっと指摘されることであると感じ、

スピード化を求めたのですが、

社員の回答は

「 私は確実性を大切にしたいので。」

この時は、言い返す気にもなれませんでした。

しかし、そんな当たり前のことを

言っているのではなく、

まずは、客観的な指摘に対して

せめて努力をして改善に努めてみます。

ついつい慎重になってしまいますが、

より精度を上げて、スピードも上げる

努力をしていきます。

これくらいは、言って貰わないとです。

慎重居士・・・。

違います、成長を自ら絶ち、

自己肯定をしているだけなのです。

 

厳しいようですが、

先日伝えた通り、大幅な改革を

断行します。

 

安念としている場合ではなく、

組織として大きな成長を遂げる時です。

 

ひとりひとりが持てる力と能力には

個人差はあります。

 

貴方にしかない能力を出してもらう

必要があります。

 

今日に満足をしていることが

許される身分の会社ではありません。

 

森のしずくが仕事をいただける

最大の理由は、

商品が良いから・・・。

そんなちっぽけなことではありません。

 

商品云々以前に、

森のしずくに共感をしてくださる

お客様がいるお蔭です。

 

お客様本位を基調とする会社で

ある以上、並ではいけないのです。

 

代表:久永武士