フロアコーティングの施工にお伺いをし、
最初に傷の確認をします。
それから下処理をしていきますが、
その下処理段階で、IPA等で脱脂作業をしていると
手に引っ掛かるような違和感を感じる時が・・・。
ラッカー補修です。
これが一番厄介な補修方法なのです。
ラッカースプレーが施されていると、
コーティングが施工できません。
そのため、ラッカーを除去する必要があります。
ラッカーを除去すると、かなり大きなペーパー痕が出て
くるのが一般的。
フロアコーティング従事者は、ペーパーでヤスグことは
絶対に行いません。
多少の傷であれば、私たち施工者がしっかりと補修を
実施した上で、コーティングを施工するため、
キレイな仕上がりが実現できますが、
ラッカー補修だけは、コーティング時の修復が
非常に困難です。
ですから、お客様も傷を見つけたら、
補修方法もしっかりとデベロッパー様に
お願いをすることが大切です。
株式会社ゆはかのこ代表