わたしが幼いころ、
クリスマスの日が嫌でした。
わたしの両親は、所謂団塊の世代で、
田舎から出てきた人。
きっと都会にでて、多くの刺激に翻弄されながら
必死に仕事をしていたのだと・・・。
そんな両親にあって、
クリスマスの日でも、
ケーキなどはなく、
お煮しめが出てきてしまうような家でした。
煮物の中には干し大根とかが満載で、
部屋中が おなら のような臭い・・・。
世間さまのクリスマスの匂いでは
ありませんでした。
両親には何ら違和感はなかったのだと、
今は理解しております。
が、
幼少のわたしには耐えられず、
俺の家は、なんてつまらない家なんだと、
嘆き、クリスマスをしっかりと
楽しめる大人になろうなどと
ひとり妄想をするのが、
わたしのクリスマスだったのです。
それから、だいぶ年月を経て、
そんなことを反芻している今朝です。
自分が親になってわかることが
あると言いますが・・・。
「 親も必死だった。 」
クリスマスを楽しむ余裕もなく、
わたしを育ててくれていた。
なんだか、やるせいない気持ち。
一方向からしか見えない景色の
向こう側があります。
そんな向こう側こそを、
しっかりと見ることができる
人となりたいものです。
昨日はクリスマスイブ。
社内に残るスタッフを横目に、
19:00に早々に帰宅。
妻、子ども5人
(長女20歳・長男18歳・次男14歳・
二女&三女 双子8歳)
の前で、クリスマスソングを3曲歌いました。
クリスマスを祝えなかった親の心と、
わたしの記憶を快活に歌に乗せて~ ♪ ♪ ♪
一同、大爆笑・・・。
幸せなひとときをいただきました。<(_ _)>
さて、仕事の話しを少し。
「 目指せストレスレス 」
家族の家にあって、
皆が笑顔で、楽しく暮らしていくために、
わたしたちが出来ること。
せっかくのご新居、
傷がついたって良いではないか。
子供がはしゃいで、傷つけたって
良いではないか。
傷をつけてしまった子供から
笑顔を奪うなんてことしなくたって
良いではないか。
傷をつけたくらいで
子供を叱らなくたって良いでは
ないか。
子供は皆の宝物・・・。
親も子供からの延長線。
何が正しいのかは
わかりませんが、
傷くらいで笑顔を失うことは
もったいない。
森のしずくは、
そんな気持ちで仕事を
させていただいております。
当社パンフレット掲載の画像。
これ実は、わたしの子どもなのです。
ガンガン遊べ。
ガンガン傷つけてしまえ~。。。
傷は治せるから~。。。
それが当社保証の考えであります。
メリークリスマス。
株式会社ゆはかのこ
森のしずく
代表 久永