「導かれし者たち現象」
なんとも聞きなれない言葉。
一人が並ぶと、たちまち行列と化す
現象?
真実は、如何に・・・。
高校一年の息子が、
夏休みの交換留学から帰国するため、
成田空港第3ターミナルへと迎えに行った
時のこと。
さすがに高校生なんだから、
自力で帰ってこいっ!と思いつつ、
荷物も大変だろうし、まぁ迎えに行ったのです。
成田空港の第3ターミナルは
いわゆるLCC専用ターミナルです。
第2ターミナルから10分ほど歩いたため、
汗だくになりました。^^;
到着ロビーに着くと、
凄い人だかり。
どうやら他の高校も複数
この時期に交換留学をするようで、
その迎えの親御さんでごった返しの状態。
まったく、どこを見ても
かわいい子供の帰りを待つ
甘い顔の親だらけで、
なんだかなぁ~と思いつつ、
そのうちの一人と思われたくなく、
ムスッとしてわたしも息子を待っていたのです。
到着出口に恐ろしい数の親が居て、
到着出口の自動ドアが開く度に、
一斉に熱い視線を送ります。
到着出口から出てきた人が
かわいそうで、
みんなちょっと照れながら、
怪訝そうに通過していく。
しかし、到着出口から出てきた人も、
えっ?誰かくるの?
そうして出てきた人も次第に加わり、
自らが出てきた出口を見つめ始める。
もう到着出口付近は、
黒山の人だかり。
なんだこの現象は・・・。
導かれし者たち現象の視線を一身に浴び、
満面の笑みで登場した愚息君。
「開口一番、誰か来るの?」
さて、残暑は厳しいですが、
夏は間もなく終わろうとしています。
今年の冬は特別に寒いのでは。
一番下の娘たちは、
いよいよう生意気ざかり。
これまでと違い、
本屋さんでは、
子供用のファッション雑誌を
買ってとせがむようになりました。
長女が小学校4年生の時とは、
大違いです。
写真を整理しておりましたところ、
こんな画像が。 (2010年3月)
このころは、良かったのですが・・・。
今、だいぶ背伸びをしている娘たち。
くわばら、くわばら。