わたしは、もう15年以上前になりますが、
左腕を仕事中の事故で切断しかけてしまい、
多くの輸血をしていただいた過去があります。
過去、わたし自身も献血はしておりましたが、
事故で手術中に輸血をしていただいたため、
それからは献血ができない人となってしまいました。
なぜ献血ができないのか。
助けていただいたので、
献血の大切さ、ありがたさを持って、
少しでも恩返しができたらと思うのですが、
日本赤十字社の回答は、以下のようになります。
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輸血や臓器移植を受けたことのある方は、
現在の検査法では検出できない
未知のウイルス感染の可能性が考えられるので、
献血をご遠慮いただいています。
ただし、輸血歴・臓器移植歴のある方が、
現在何らかのウイルスに感染しているとか、
あるいは病気であるからというわけではありません。
あくまでも輸血の安全性を可能な限り高めることを
考えてのことです。
ぜひともご理解ください。
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そんなわけで、
わたしが事故に遭ってから
妻が毎年2回の献血をずっと続けて
くれています。
妻曰く、
「 献血は、寄付とかお金ではできない、
きっと多くの人ができることだと思う。 」
たしかに、お金には変えることができない、
とても尊いことです。
人によって、考え方は違うと思いますが、
献血をしてくださった方々が居て、
今のわたしは生かされている。
そうした、無償の善意を知ることのない
方々からあの日、
いただけなければ、わたしは絶命しておりました。
それがなくては、
今のわたしはありません。
先日、献血に行ってきた妻に言われ、
今の当たり前の日常は、
決して当たり前ではないことに、
改めて気付かされました。
献血をしてくださった方々、
また献血をしてくれているすべての
方々。
感謝です。
そして、献血に行くと
具合が悪くなる中、
ずっと献血を続けてくれている
妻に感謝<(_ _)>