フロアコーティング森のしずく 代表の日記

フロアコーティング業界を丸裸にして、消費者の安全を確保することを目的とします。

共感と違和感と。

サイバー退職社員を日経コラムで「激怒」 藤田晋社長の「大胆告白」に賛否 : J-CASTニュース

 

ちょっと気になる話題です。

本音では100%共感します。

が、これを公然と言うとなると、

違和感の方が大きいところです。

 

会社規模や内容もまったく異なるため、

同列に話すことは憚りますが・・・。

 

当社でも最近似たようなケース

がありました。

 

それなりに責任ある立場の社員が

突然辞めたいと・・・。

なんで?何が不満なのって。

 

当たり前ですが、

会社は社員を雇い入れてから、

その社員が独立的に機能するまでは

投資的要素があります。そのため、

ある程度機能を開始した段階での

退職希望は会社にとっては

損失以外の何物でもないのです。

 

しかし、その点をついて当該社員を

責めてところで、

建設的な時間は多くの場合得られず、

無駄と、しこりが残ってしまう。

 

それを回避しようとはまったく

思いませんが、

はっきり言って当該社員は自分を基軸に

自分本位の道を選んだのです。

 

残念ながら、

その時点で答えは決まっているのです。

 

私は、

それを持っても、その社員を責めるのは、

お門違いだと思っています。

だから責めたりはしません

 

責めるべき、または省みるべきは、

社内環境であったり、会社の理念、

労働環境、待遇、ビジョンなのです。

そして最終的に当社のような会社規模では

私の不徳ゆえの結果です。

 

藤田晋社長の気持ちは痛いほどわかります。

逆にそんな規模でも、

同じように苦悩していることにどこか

安心と藤田氏の人間味を感じるところです。

 

しかし、責任は藤田社長にあるのです。

その温度差や

考え方の齟齬はもともとあったものかもしれませんが

いずれの場合でも、

社員に会社のイデオロギーを落し込むことが

出来なかったことには違いがありません。

会社としての考えを社員へ浸透させること、

共有させることが出来なかった結果です。

 

その意味で今回の記事で藤田晋氏へ初めて

失望した感があります。

一事が万事ではありませんが、経営者たるもの、

自己に責めを見出さなくてはと思います。

 

とはいえ、これは、まさにきれいごと。

 

社員はいいよなぁ。

会社の不満や悪口を肴に酒吞めて。

経営者はお客様、社員と常に正対

していかないといけない宿命的立場。

会社の批判は自己否定。

まったくまったくです。

だから経営者の多くは

経営者とつるむのですね。

 

それでも、私は社員を悪く言ったりは

したくありません。

それは恥ずべきことです。

社員に寛容でなくては務まりません。

 

私もかつて社員であった時、

会社の悪口を言うのが楽しく、

ストレス発散の場でした。

実際にはそれほど、会社を悪くは思ってはなく、

むしろ感謝をしていたのです。

ですかから、ちょっとしたストレス発散の場として、

それくらいを享受する会社でありたいと思っております。

 

そのような不満分子から、実際への強硬手段があった場合、

それは享受できなくなりますが、ぐっと我慢をしなくては

なりません。

 

その辺の忍耐力は藤田晋社長は持ち合わせていた

と思いますが、

一体どうしてしまったのでしょうか・・・。

 

敢えて言ったとは私は思いません。

 

どこまでも自身に責めを持ち、涼しい顔して困難に

向き合う。

経営者とはどんなことも演出してみせていく

必要があると思っています。

在職中に損害を出さない社員が良い社員とは限りません。

愛社精神あふれていることが、良い社員ではありません。

 

何よりも、社員は自己実現をする権利を会社に

阻害されることがあってはなりません。

 

とても残念だけれども、

大人として決めたことを会社の損得勘定を抜きに、

表向き応援すること。

それが精いっぱいであるところでしょう。

 

経営者は孤独と良く言われますが、

それゆえに経営者なのです。

 

タフにならねば。

 

決して余裕はなくとも、

保持していたいところです。

 

去る者も、加わる者も自由意思で・・・。

 

そんな中で、しっかりと会社に貢献する

スタッフを大切にしていくまでのことです。

 

きれいごとを並べて、自己肯定したり、

人を責めて自己肯定をしたりしているようでは、

まだまだでは。そう考えます。