先日、所用で新潟へ行ってきました。
この冬は寒さも一段と厳しく、
伺った新潟も一面雪景色でした。
雪国に暮らす人は、本当に大変だと
しみじみ思いながら、車を進めました。
進めば進むほど、雪の量が増え
視界も悪くなり、
思った以上に時間が掛かってしまった
道中でした。
さて、こんな道中、
頭の中はそれでも自由なもので、
色々なことを考えました。
今の会社について、
考えたと言うより、
思ったことがあります。
「 結果を出す人 」と
「 結果を出そうとする人 」は、
ちょっと違うと。
常に結果を出そうとする人は、
自分の目標に使命感を持ち、
達成することに一所懸命となり、
それは素晴らしいことなのですが、
一方で周りが見えなくなり、
利己的になってしまいがちです。
そうした中で、結果を出したとして、
会社という組織では評価が難しいと
言うよりも、
全体を度外視した上での成果に
真価を求めることはできません。
わたしが、社長を退き、
後任のもと、新たな組織が
スタートし、
これまでに無かった、
良い風も吹いている気がします。
しかし、その一方では、
「 結果を出そう 」と
焦りを持っているような人も
見受けられます。
わたし自身もそうですが、
社会のためになるか。
会社で働く皆のためになるか。
顧客のためになるか。
会社のためになるか。
を常に自分に問いかけながら、
目標を設定し、全体を見渡しながら
さりげなく、
目標を達成したいものです。
またそうしたことが
出来る人は謙虚で、
自然と人望も寄せられます。
全体を見渡しながら、
仕事ができる人が
今よりもっともっと増えたらと
願います。
そうしたことに
普段意識をしている訳ではないですが、
色々な社員と話すことが最近楽しくて、
話した内容を後から紐解くと、
あれ？「 結果を出します！ 」的な
こと言ってたなぁ？ となり、
逆に危うく思えてしまった
と先日運転中に考えたと
いう話しでした。
Safety first.
