フロアコーティング森のしずく 会長の日記

フロアコーティング森のしずく会長のブログです。

思考の柔軟性

先日健康診断に行ったところ、
視力の低下が著しく、
身長もまた少し縮んでおりました。



加齢は仕方がありませんが、
老化には抗いたい48歳です(-_-;)





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さて、身長が縮んでも、
多少体力が落ちても、
思考の柔軟性は持ち続けたいものです。


インターネットの普及、スマートホンにより
このところ辞書を引く機会が減ってしまいました。
辞書を引くこと自体が学生時代 好きだったのですが、
スマホだと発音まで瞬時に聞けて、
とにかく便利なわけです。



けれども、あえて辞書を引くようにしようと
思うのです。
辞書を引く方が、頭に定着する気がしますし、
利便性だけを追うことなく、
昔の感覚を取り戻したい思いがそこにあります。



今は、あらゆる情報をインターネットから獲得して
いますが、これも思考の柔軟性を
維持するためには注意が必要です。


なぜなら、自分の好む情報を
無意識に獲得(検索)してしまう傾向が強いからです。
これは仕事でも、正直お客様にも感じることがあり、
また自身においても気をつけたいところです。



こうした自分好みの情報を獲得し、
思考に偏りが出てしまう現象は、
エコーチェンバー現象と言われています。



エコーチェンバー現象とは、
Instagram、Twitter等のソーシャルメディアや
ネット上の掲示板等を利用する際に、
自分と似た価値観をもつユーザーの主張ばかりを見るために、
自分と似たような考え価値観、趣味嗜好を持った人たちが集まる
閉鎖的な空間でやり取りが繰り返され、
自分の意見や思想が肯定されることで、自身の主張する
意見や思想が、あたかも一般的にもそうである、
世の中における正解であるかのごとく勘違いしてしまう現象。



閉鎖的なコミュニティ内で偏った意見や情報のみが増幅され、
他の異なる情報や意見がかき消されてしまうわけです。



今の時代だからこそ、
ネットだけに頼らず、新聞や書籍など
様々なメディアに触れ情報を得ることが
求められます。



どんなことも多くの場合、表と裏があり、
様々な情報、意見、考えもあります。
多角的な視点を持ち、多様な考えに触れることは、
わたし自身の思考に柔軟性をもたらしてくれる。
そんな気がしています。



自分に癖をつけるために、
まずは、辞書を引く回数を増やすことが、
老化に抗おうと考えたわたしには必要なのです。